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■ラノベ「じゃないですよ」第6話(後篇)




こんにちは~



涼しいなぁと思って喜んでたら、
まためっちゃ暑くなってヘナヘナです・・・。


こんなにムンムンしてるのは
台風が接近中だから!

20号は近畿直撃らしいよ?
たゆたん県ヤバいです!


気が向いたら、戦慄の台風レポ書きますw




・・・うだうだ言ってますが、今回は
うちのラノベでも読んでってくださいね。






■第6話(後篇):バレバレ




ラノベ「そんなの女の子の言うことじゃないですよ」



バイト先で安藤幸尋(あんどう・ゆきひろ)は
店長の鬼柳瀧江(きりゅう・たきえ)に
思わぬところから秘密がバレる!

鋭い追求が幸尋に迫る!

いつの間にか集まってきた
パートの主婦さんたち!

絶体絶命のピンチをどう乗り切るのか!?







*「続きを読む」に第6話(後篇)
本文が入っています。







じゃないですよ

ラノベ「じゃないですよ」(略称)[15禁]
寂れた町に暮らす高●生のストーリー
謎の女の子に絡まれてドキドキ試練!

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■第6話(後篇):バレバレ




夕方の品出しが一段落した。



幸尋が洗い場でまな板や包丁、容器などを洗っていると、
瀧江店長が後ろから話し掛けてきた。




「安藤くん、女の子でも連れ込んでるでしょ?」



いきなりだった。
硬質な声音が幸尋に突き刺さる。


厨房の話し声は店内には漏れない仕組みになっている。



「いぎっ!」



見ると、瀧江店長は視線を合わさずに作業を続けている。
どうやら鮨の盛り皿の在庫を確認しているようだった。

彼女は鮨を専門に握る以外に、管理業務もこなさなければならない。
いろんなところに目が行き届いている。



「だって、おかしいでしょ・・・
売れ残りのお惣菜、持って帰ってる量が最近多いもの」



今度は髪を掻き上げながら、顎を少し突き出す。
怖いぐらいの目を向ける。もう視線を外せない。



「ううん、いいのよ?どうせ捨てちゃうもんだから・・・
せっかく作ったんだから、誰かに食べてもらいたいもの」



週末は総菜の残り物で、本当に安藤家の家計は助かっている。
あのアカネという女は、意外にぱくぱく食べる。


「女の子は小食」という天使イメージは誰が広めたのか、
彼は犯人探しをしたい気分だった。


彼女が居候するようになってから、女の子イメージが
だいぶ壊れてしまっている。




・・・がしっ・・・



肩をがっちり掴まれてしまった。
もう逃げられなかった。


「ちゃんと話しなさいっ!」


幸尋は瀧江店長に催眠をかけられたように
自白せざるをえない状況に追い込まれてしまった。

彼はしどろもどろになりながら、事の顛末を喋った。





いつの間にか、厨房にパートさんたちが入ってきた。
彼女たちはいつもタイミングが悪い。


「んっふふふっ・・・」


「ウソウソ!安藤くんが?」


「まだ早いんじゃない?」


あくどいことに、厨房へのドアにへばりついて、
ふたりの会話を聞いていたらしい。


こういうときに限って、客足が途切れている。
全てが幸尋に背を向けている。



「もうヤッたの?」


瀧江店長がストレート過ぎることを訊いてきた。
目がイヤにギラついている。



「いひっ!?」


その場で跳び上がりそうになった。
まさかそんな質問が来るとは思わなかった。



「そ、そんなのするワケないじゃないでぅかっ」



語尾を噛んだ。


「そんなの悪いわよ」と言いながら、
パートさんたちは目を輝かせていた。




(こういうとき動じない男になりたいっ)



幸尋は心で叫んだ。


彼は完全に包囲され、瀧江店長以下オトナの女性に
事細かにアカネとのことを事情聴取された。



もうなされるがままだった・・・。










――バイト上がり





「お疲れさまでーす・・・」



「はぁーい!お疲れさまぁ!」


「お疲れさまー!」



力なく挨拶する幸尋に対して、
瀧江店長らは生き生きとしていた。



(・・・生気を・・・吸われた・・・)


「何かおかしい」と感じるようになったのはいつからだろう。


どうもこのお惣菜屋さんでは何かと疲れることが多い。

最初は慣れていないから、と言い聞かせていたが、
それは間違っていた。


(女は恐ろしい・・・)


どうも彼女たちはエネルギーを容赦無く奪うらしい。
よくは分からないが、そんな能力があるとしか思えなかった。





(こ、これから先、生きていけるのかな・・・)


ものすごくどんよりした。
目がしぱしぱするし、身体が重い。

こんな気持ちにされて帰されるのはあんまりだと思った。










・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





――週明け





学校帰りに幸尋は買い物をしなければならなかった。
いつもはスーパーに寄るのだが、今日はスーパーに寄りたくなかった。

あの一件があってまだ日が浅い。
しばらくは心を休めないと立ち直れなくなりそうだった。


今日はちょっと気分を変えたくなって、
駅前の南と東に伸びる商店街で買い物をすることにした。



(・・・ここは空気がやさしいなぁ・・・)


この間まで抱いていた感想は今ではすっかり変わっていた。





「おーい!ユッキ~!」


ゾワッとした。
そんな呼び方をするのはあの女しかいない。

電車から降りてきたのだろう。
彼を見つけると、駆け寄ってきた。



「アカネ・・・今日は早いな」


「こんなとこで何してんだよ」



今日は東側の商店街の入り口まで来ていた。
普段の幸尋の行動範囲ではなかった。

南側の商店街より道路を挟んで南にある、
スーパーまでだった。


何も知らずにニコニコ笑っている彼女。


アカネの顔を見て、急にイラッとした。

昨日のバイト先での完全包囲は、彼女が居候していなければ、
起こり得なかった事件だった。

あのときの苦労が思い出される。


瀧江店長からの「もうヤッたの?」というのは、
生々しい質問、いや尋問に他ならなかった。

全く身に覚えのない幸尋と、何か隠していると疑う瀧江店長。



今はその辛かった苦労を振り切って、
アカネの質問に応えなければならなかった。



「えぇ?いや・・・それは・・・あれだよ・・・
美味しいコロッケがあるって教えてもらったから」



「マジマジ!?あたしも食べたい」


「食べるって言ってないんだけど!」


アカネは幸尋のすぐ傍にぴたりと寄ってきた。


一瞬、ヒヤリとした。


本当は委員長のことが気になって、東側の商店街まで来たのかもしれない。
気分を変えたいと思っていたはずだったが、もうひとつ違うことを無意識の
うちに思っていたのかもしれない。


そんなことはアカネには言えなかった。
ふと思い出したコロッケのことを持ち出した。


委員長と一緒に帰ったときの匂いが印象的だったのかもしれない。
コロッケが美味しい店は商店街の入口から近いところにあった。


週末のバイトで揚げ物をよく扱っているし、
何度も残り物を持って帰って食べている。

それは充分美味しかったが、レンジで温めたものだった。
「揚げたて」のものに興味を引かれた。




店の前までくると、さすがにいい匂いが漂ってきた。


小さな店だったが、ショーケースには豚・鶏・牛の
さまざまなラインナップがあった。

店の正面の左半分は揚げ物コーナーになっていて、
唐揚げ・コロッケ・焼き豚・ローストビーフなどが
ところ狭しと並んでいる。

初めて来たので、緊張していたが、
すでにお客さんが何人も並んでいたので、気が楽になった。

次々とお客さんが捌けていく。
手際のいい接客に、お客さんも常連が多いようだった。


「すみません、コロッケ4個下さい」


「もう1個追加で!すぐ食べたい!」


すかさずアカネが重ねてきた。
その声がどこまでもストレートで純粋である。



「あいよ」


優しい声が返ってくる。

カウンターから顔だけ覗かせている店のおばちゃんは
心得たもので、あっという間に包み紙にコロッケを詰める。



「あい、300円ね」


幸尋もおばちゃんを待たせないように、
スムーズにぴったりの金額を差し出した。



「あい、ありがとね~」


「ありがとうございます」


幸尋は軽く会釈してコロッケを受け取った。

店の奥で揚げ物を揚げているのだろう。
プチプチパチパチという微かな音を背にふたりは店を後にした。



彼が提げた袋をさっそくアカネは物色した。



「おっ!アツアツだねぇ」


「おっちゃんか!お前・・・」


「まったく」という面持ちでアカネを見る。
最早、コロッケしか目に入っていないようだった。

さっそく、1個取り出して食べようとした。




「美味しいだろ?」



「っておい!まだ食ってねぇよ」



その返しに幸尋はニヤニヤが止まらなかった。






・・・カリッ・・・


「んほ・・・ふはっ・・・」


いい匂いがアカネから流れてきて、その様子を見てしまう。

1個60円といっても大きくて、手の平サイズぐらいだった。
「揚げたてのものを食べたい」幸尋の衝動が掻き立てられた。



「う~ん・・・うんうん」



「何かしゃべれよ。意味のある言葉で・・・
それ、朝ごはん用なんだよ?」



「もったいねぇよ?今ならサクサクほかほかだぜ?」



尚も幸尋のほうは向かず、夢中で食べている。
もう無理やり奪ってやりたくなってしまう。



「んっ!食えよ・・・ひとくちだけ」


「えっ」



そんなこと言われるとは思ってなかった。
食べたい衝動にはもう抗えなかった。

それでも差し出されたコロッケにクチを寄せた。
コロッケはすでに半分無くなっている。



・・・サクッ


カリッと揚がったコロッケは厚めの衣だった。
荒い衣がクチのなかで割れていく。

ほっこりしたじゃがいもの分厚い層が解けていく。

ごろごろしたミンチが分かる。
肉のスープがじわっと染み出る。

味噌とスパイスの香りがふわりとしてくる。
どちらもさりげないバランスである。


「んっん~」


美味しい感嘆の声がふたり揃ってしまった。

カリカリのほくほく。ふわりといい匂い。じんわりくる旨味。
精霊が宿っているかのように、幸せでいっぱいになる。



「だろ~?」



「んん~」



美味しそうに食べるアカネの顔を見ていると、
幸尋は毒気を抜かれてしまった。












(つづく)
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